編集画面では、自動補正前の画像データを表示しますので、仕上がり商品の画像と色味が異なる場合があります。特に、イラスト画像やスタジオでの意図的な撮影（ハイライト撮影など）画像は自動補正によって色味の異なる可能性が高いので、編集の際はご注意ください。
「A」ハイライトな画像
「B」特殊文字などのイラストデータをJPEG化した画像
編集画面上だと「A」はハイライト画像のまま、「B」は背景（白色）にマッチングした画像になっていますが…
仕上がりイメージ
画像補正処理により、「A」ハイライトな画像はアンダー気味に抑えられ、「B」イラストデータの背景部分は「白飛び（ハイライト）」画像と認識され、「A」と同じくアンダー補正（＝背景色がグレーに補正）されてしまいます。
※ 背景が白以外のデータでも色補正で別の色味になる可能性が高いです。
下記の操作を行うと、画像は自動補正されません。
（1）ダウンロード編集ソフト（Webソフトは本機能がありません）の編集画面にて、画面下部にある「オプション」画面を開き、自動色補正の設定を外した画像。
！この設定はフォトブックに使用する全ての画像に適用されます。特定の画像のみを個別に自動色補正しないようにするには、対象の画像の上でマウスを右クリックし、「自動色補正オプション」を選択した後に「適用しない（色補正を行わない）」を指定してください。
■ 全ての画像に色補正をしない場合
編集画面下部の「オプション」ボタンを押して色補正の設定画面を開きます。
「全ての画像の自動色補正を行う」のチェックを外すと自動色補正は行われません。
■ 特定の画像のみ色補正をしない場合
画像の上で右クリックし、「自動色補正オプション」→「適用しない」を選択すると、対象の画像のみが色補正されません。
（2）ダウンロード編集ソフト（Webソフトは本機能がありません）の画像編集機能から「画像の調整」および「エフェクト」を使って画像を加工しその上で保存した画像データ。
！モノクロ（黒白）の文字データの場合、「エフェクト」機能で「モノクロ」設定をして保存すると、補正なし画像へ簡単に変更することができます。
画面編集画面
（3）Exif情報で「CR＝1」（画像補正禁止指示）になっている画像データ。
※レタッチソフト等でのCR設定処理については、各ソフト会社にお問い合わせください。
！FUJIFILM製デジタルカメラFinePixシリーズ（2009年までの発売品）に同梱されているソフト「FinePix Viewer」では、CR情報が入っているJPEGデータのみ補正禁止処理設定が可能です。
「FinePix Viewer」ソフト画面
（画面上部の「ツール」をクリックし、「プリント自動補正指示の設定」を選択すると、補正禁止処理が設定できます）
